わんげる日和

秋田大学ワンダーフォーゲル部の活動日記

2017年度 第2トレーニング登山 in 鳥海山

鳥海山 4班記録

7月16日に登山

 

7:00 矢島口から出発

7:54 休憩

8:05 出発

8:28 七ツ釜避難小屋手前の積雪のある急斜面にて途中下山開始

9:27 矢島口に到着

 

15日の夜から16日にかけ雨が降り始め、16日は起床した午前4:00時点では、雨、共に雷もなっていた。山を見ると霧がかかっていた。この時点で、登山は厳しいように思われた。しかし、朝食を食べ終るころには、雨は止み、雷の音も聞こえなかったので、登山することになった。

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登山し始め雨は降っておらず順調であったが、時間が経つにつれ雨は強くなっていった。進んで行くにつれ霧が濃くなった。雨のせいで、雪は通常よりも固く、積雪を進んでいくたび、体力を奪われた。しかし、前日の除雪歩行の訓練が活かされ、誰も滑ることなく進めた。

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第4隊が七ツ釜避難小屋手前の積雪のある急斜面に着いたころ、先に進んでいた第1隊、3隊が下山し始めた。我々第4隊もこれ以上は危険であると判断し、下山をすることにした。第2隊だけは七ツ釜避難小屋に辿り着き、その先を少し進んで、後下山した。

下山し矢島口に到着した後、雨は急に強くなり、途中下山を決断したのは正しかったと感じた。16日、この地域及び秋田県に大雨洪水警報が発令されていた。

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今回は、登頂を目的とせず、どの隊も無理はせず行けるところまで、という条件の下での登山であった。雨、霧、積雪と最悪な状況の中、どの隊も何もなく終えてよかった。正直、楽しい登山ではなかった。しかし悪条件での登山において、各隊の行動をどうするべきか考えるきっかけにもなり、また、登山初心者には除雪歩行など、学ぶべきことが多くあり、いい経験になった。

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            7月15日の雲がかかった鳥海山 

 

今後の登山に向け、体力、及び登山の知識を身につけていきたい。